R
Red Pineさん (8ivbr20z)2023/2/22 21:28 (No.709298)削除「破戒」瀬川丑松: 雷蔵か池部良か
島崎藤村の名作「破戒」は1948年に木下惠介監督(池部良主演)、1962年に市川崑監督(市川雷蔵主演)で映画化されている。
どちらの瀬川丑松(主人公)がよかったかと言えば、文句なく市川雷蔵の方であることには誰も異存はないであろう。
丑松が自分の身分を生徒の前で告白する雷蔵の「口跡」は他の追随を許さないもので、
このシーンだけでもこの映画を見る価値があるといえる。
映画のクォリティとしても市川崑監督作品の方が完成度が高く、秀逸である(目の覚めるような宮川一夫のカメラも)。